🗾 全国の健康データ
全国の医療費、訪問看護が大きく伸長
今回の集計で特に目を引くのは、全国、つまり47都道府県を合計した日本全体の訪問看護医療費です。2015年の1,485億円から、2023年には5,727億円まで増え、約3.9倍になりました。2015年から毎年ほぼ途切れずに増加しており、2020年の3,254億円から2023年にはさらに2,473億円増えています。医療費の中でも、長期的な伸びが際立つ指標です。
背景には、高齢化に加え、住み慣れた自宅で療養したいという需要や、在宅医療を支える仕組みの広がりがあると考えられます。ただし、今回のデータだけでは、増加の要因を特定することはできません。
2023年の医療費は、入院が17兆8,580億円、外来が16兆6,918億円、調剤が8兆4,563億円、歯科が3兆2,945億円でした。調剤医療費は2022年の7兆9,903億円から大きく増加しており、1人当たり国民医療費も2020年の340.6千円から2023年には386.7千円へ上昇しています。医療費総額の伸び率は2024年11月時点で1.8%でした。
健康指標では、がん死亡率が2017年の299.5から2024年の319.3へ上昇しました。一方、脳血管疾患は2022年の88.1から2024年の85.5、自殺は2022・2023年の17.4から16.3へ低下しています。総人口は2014年の1億2,708万3千人から2023年には1億2,435万2千人となり、人口減少が続く日本全体で、訪問看護を含む医療需要の変化が進んでいることがうかがえます。
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